blackbutler
Black Butler
1
黒執事
Monochrome no Kiss
monochromenokiss
モノクロのキス
出会いに色はなくて モノクロ 吹き抜ける
痛みごと 君 委ねましょう

傷跡 強くなぞる 容赦ない秋がきて
涼しい指 手招くままに

溶けた後のやっかいな 氷みたいな私を
優しくすくって 上唇で遊ぶ

それでもひとつの愛の形を探す
遠くよりも今を結んだ 枯れた瞳は
できればこのまま 包まれて終わりたい
二人で秘めた 淡い肌 月も隠れてる

あれから幾らか 夜 好きにもなりました
依存の海 息も忘れて

夢中のその手前で 生温さだけを残して
引き際の美学 得意げなキス 嫌う

一人にしないで もう察して 彩めて
どの言葉も 君の部屋では すり抜けていくの
乱れて 眠って それ以上を教えて?
笑顔の問いに 迷う吐息 月だけが見てる

次の長い針が 天井に届く頃には
君はもういない 私はもういらない

それでも確かに愛の形を探した
遠くよりも今を結んだ 濡れた瞳は
できればこのまま 包まれて終わりたい
その願いは 夜は 虚しく 朝を連れてくる

優しくて 熱くて 卑怯なキスで

彩ってよ 最後の夜 月が照らしてる
オープニングテーマ
1e Opening
シド
マオ
Shinji
シド
西平彰
SHIVER
shiver
たとえ…終わる事の無い悲しみがあなた奪っても
離れてゆく心など此処には無いと言って

駆け寄った背中に問いかける明日がどんな形でも
揺るがなかったのはもう信じる事を忘れたくなかったから
目を逸らす癖も曖昧な回答も笑えぬ嘘も
隣に居なければ意味さえ滲んでゆく

たとえ…終わる事の無い悲しみがあなた奪っても
離れてゆく心など此処には無いと言って

遠すぎたこの距離を埋める言葉が見つからない
過ぎ去る季節の中で追いつけなくなる事も知ってたよ
思い出すよりも忘れられない日々と言えたから
もうこれ以上が無くても受け止めれる

どうか戻る事の無い時に涙を流さないで
忘れてゆく心など此処には無いと言ってくれるなら

失いで知った二人の明日にあなたが泣いてる
やっと見れた素顔にはもう触れられない
たとえ…終わる事の無い悲しみがあなた奪っても
忘れないで「さよなら」が嘘と思えた日々を
一人きりで見た空もすれ違う中で見た夢も
あの日のまま何も変わらず
あなたの中で今もずっと…
オープニングテーマ
2e Opening
the GazettE
流鬼
the GazettE
the GazettE
Lacrimosa
lacrimosa
暗闇の中で睦み合う
絶望と未来を
哀しみを暴く月灯り
冷たく照らしてた

君のくれた秘密を標に
蒼い夜の静けさを行く

Lacrimosa
遠く砕けて消えた
眩しい世界をもう一度愛したい
瞳の中に夢を隠して
汚れた心に
涙が堕ちて来るまで

幻の馬車は闇を分け
光のある方へ
夢という罠が僕たちを
焔(ほむら)へ誘う

空の上の無慈悲な神々には
どんな叫びも届きはしない
Lacrimosa…

僕等は燃えさかる薪となり
いつかその空を焼き尽くそう

Lacrimosa
ここに生まれて落ちた
血濡れた世界を恐れずに愛したい
許されるより許し信じて
汚れた地上で
涙の日々を数えて
エンディングテーマ
2e Ending
Kalafina
梶浦由記
梶浦由記
梶浦由記
Bird
bird
花も樹も僕らもカナシイ
空に向かって伸びるしかない
うつむく度に僕らはきづく
そしてまた見上げる

眠るあなたは悲しそうで
悪い夢でも見てるようだ
僕はここだよ となりにいるよ
どこへももう行かない
How do I live without you

人はみな空を見る
見上げては 目を伏せる
いつか見た 青空を
探せずに 嘆くけど

自由さとわがままを
すりかえて生きてきた
星もない 夜の空
行くあても みえない目で…彷徨う

何も怖いものなどなかった
それは守るものがないだけ
あしたの事も 10年先も
今の僕は怖いよ
I need huggin' my sweet heart
人はみな空に泣く
手を広げ 夢を見る
いつか見た 青空を
いつまでも 守るけど

自由に羽ばたき飛び回る影に
僕はもう憧れたりしない
誰も自由じゃない
自由ってそうじゃない
空には道がないだけ

あなたと言う 空の中
僕だけを閉じ込めて
もうどこへも行かないよ
もうどこにも行かないで

人はみな空の中
自由と言う籠の中
あなただけ いればいい
この空に もう翼は…いらない
エンディングテーマ
3e Ending
松下優也
前田たかひろ
Jin Nakamura
Jin Nakamura
Kagayaku Sora no Shijima ni wa
kagayakusoranoshijimaniwa
輝く空の静寂には
冷たい涙をたたえて
時が満ちる頃
貴方は光を探して
闇を開くだろう

茜の歌声
その胸を染めて行く
永遠に焦がれて
散り急ぐ旋律(しらべ)のように

輝く空の静寂(しじま)には
私の庭がある
何時か貴方が辿り着く
汀(みぎわ)の彼方に

月を守る夜の闇が
囁く子守唄
泣かない子供の瞳が
夢に濡れるまで

さよなら
二度とは会えない貴方だから
愛しく狂おしく
夜は胸を抉るように

輝く空の静寂には
貴方の家がある
月の堕ちる闇の向こう
みなもとへ還る
細い路
エンディングテーマ
4e Ending
Kalafina
梶浦由記
梶浦由記
梶浦由記
Anata no Koe ga Iroaseyou Tomo, Meiyaku no Uta ga Sono Mune ni Todokimasu you ni.
Anata no Koe ga Iroaseyou Tomo...
anatanokoegairoaseyoutomo
貴方の声が色褪せようとも、盟約の歌がその胸に届きますように。
刹那 希望 剥がれ
意識 失い 遠くに聞こえる涙

今夜 命 惹かれ
業火 蝕み 暗黒に潜みながら

満月の闇に墜(お)ち
主(あるじ)に仕える翼

絶望を見つめている
その孤独を護れるのなら

I guard you
どんなに暗い琥珀より
どんなに蒼い髪より
どんなに紅い記憶より
狂おしく

全てを失う刻(とき)が来ても
最期の痛みに変えても
それが、赦(ゆる)し得られるならば

理性 硝子 崩れ
決意 影で 甘く仄暗(くら)くゆらめく炎

身体(からだ) 視線 刻まれ
絆 悲鳴 美意識すら 削りながら

礼節と血の海で
死の歌奏でる肱(かいな)

絶命の燈(ひ)が灯り
この惑(まど)いが消えぬのならば

Kill me tight
こんなに白い温もりも
こんなに苦い想いも
こんなに遠い微笑(ほほえみ)も
愛おしく

切り裂く言葉が闇に消え
この身が歌に変わっても

永久(とわ)の誓い 守れる ならば

壊れた 瞳の奥 眠る狂気
誓約の血が 降り注ぐ

贖(あがな)う深紅の唇
解かれる 心の 吐息
かすかに 迷った 指先
触れそうで

白刃(やいば) と 光が 疾走(はし)って
業苦の海に融(と)けゆく
それが、赦し得られるならば
キャラクターソング
Character Song
小野大輔
菊地はな
岡部啓一
岡部啓一
Aru Shitsuji no Nichijou
arushitsujinonichijou
ある執事の日常
お目覚めの熱い紅茶淹れたなら パン焼いてオムレツ焼いて
使えない使用人にも焼きをいれましょう 焦げ目キツメ

シャツを着せボタンしめリボン結んで靴下するり 仕上げに眼帯を
これぞシエル・ファントムハイヴ卿 私の主人

こんなところに 寝癖が一束ぴょろりら なんと頑固なのでしょう
寝癖は持ち主似るのか 全く言うことをきかない

これはお仕置きせねばですね 霧吹きシュシュラシュッシュッシュー
水責め こんなに濡れてもなお強情な曲線
どこぞの死神よりしつこい ぴーっとのばしてふぅふぅふぅ
そのままスッと櫛ひけば 光る……天使の輪

「ファントムハイヴ家の執事たるもの、
寝癖のひとつやふたつ真っ直ぐできずにどうします?」

すべては迅速解決 それこそが執事の日常
あるいは即刻瞬殺 そう悪魔の実情

「朝食の後は、帝王学の権威ユーグ教授がお見えになります。
午後からはダンスレッスンと、商談がざっと五件ほど……
よろしいですね、坊ちゃん?」

忙しくのたうちまわる主人 横目に資料チェックチェック
あやしい客人には きわどいおもてなしします
夜の帳がおりたならば バスタブ温度チェックちゃぷちゃぷふぅふぅ

どこから洗いましょう……いえ、ここは割愛

就寝の時間おやすみなさい 子守り歌をふんふんふん
ああ眠れ坊ちゃん 屍じみて安らかに
怖い夢見たらお呼びを イエスイエスマイロードで
やがてまた訪れる朝 目覚めの紅茶を淹れる

執事の日常

悪魔の実情
キャラクターソング
Character Song
小野大輔
岡田麿里
高田龍一
高田龍一
Kairitsu no Dorei
kairitsunodorei
戒律の奴隷
光 失う 死の 灯火
記憶が 終わる その 理
舞った 黒風 血を 斬り摘む
その 瞳の 緋を 堕とす
死神の 刃

鋼鉄の 規則
完全な 記録
揺らがない 運命
許されぬ 非調和

悪魔共 害獣
不愉快な 干渉
その汚物 潰し
闇に 屠る

己を 殺して
全て が 凍て付く
それは 死の 希望

格の 違いを 今 見せつけ
今日 魔の品性 地に 這わせて
狂気 死神 今 舞い降り
その 塵屑 斬り刻む
完璧な 仕事

巫山戯 過ぎた 声
規則 無視の 歌
厳格の 鎌で
処分 回収

目障りな 悪魔の
翼 を 斬り捨て
全て 滅ぼして

漆黒 図書館 死の 記録が
傲岸不遜 死の 力で
レクイエムの 血で 編まれる
そう それらが 死神の
矜持なの だから

嗚呼 月と 星の 秩序奪えるなら

「どんな複雑な掟でも」
「どんな不快な強敵でも」
「どんな苦痛な快楽でも」

嗚呼 どうか この戒律故 の 音が 鳴り響く

「怜悧冷徹 意志は透徹」
「慇懃無礼 影の儀礼」
「尊大不遜 肉の欠損」
「無礼傲慢 知性の欺瞞」
「傲岸不屈 記憶の魔窟」
「哀矜懲創 規律の幻想」
「形単影隻 闇の軌跡」
「高慢無礼 死の刃」

罪を 誘い 統制が 崩れゆき 倒れて尚
孤独を 傍に抱き

その 秩序の 鎌 振り上げ
最後の一歩で 影 ひきずる
嗚呼 呼吸さえ する 間も無く
ただ 戒め だけ 護る
死神の 規律
キャラクターソング
Character Song
杉山紀彰
菊地はな
Hyte
Hyte
Kanzen Muketsu Chouzetsu Gikou Niwashi
kanzenmuketsuchouzetsugikouniwashi
完全無欠超絶技巧庭師
ファントムハイヴ家の 使用人は
坊ちゃんが望む事を 出来なきゃいけないんです
ファントムハイヴ家の 使用人は
どんな困難な事も 出来てアタリマエ

だけど 今日も 庭の木々 全部折れてる
また怒られる ど ど ど ど どうしよう!

そんな ドジな僕も 一流の 庭師になる! がんばる!
セバスチャンさんに 色んな事 教わろう
だから 今日のミスを 忘れないで 今度は絶対やらない
なのに 明日にはまたドジをしそう そ れ は マ ズ い ん で す!

ファントムハイヴ家の バルドさんは
黒こげ料理の名人 あれは食べられない
ファントムハイヴ家の メイリンさんは
究極ドジッ子の メガネッ子

だけど ダメ具合は 僕も負けてない
自慢にならない そ そ そ そ それでもね!

僕は 出来る事を 一つづつ 丁寧にがんばる
あの白いテラスに 緑のツタ 飾ろう
いつか 素敵な庭 優雅な時 坊ちゃんに捧げる
ピカピカの庭を作れるような 庭 師 に な る ん で す!

だけど 今日も 庭の バラ 全部枯らして
ついついウッカリと だ だ だ だ 大事件!

いつか 僕も
繊細に 手入れをした 緑揺れる 小径に
木漏れ日が あふれる そんな庭作ろう

いつも 光の風 みんなの声 笑顔の日々 運ぶよ
今日も 明日も ずーっと 未来まで このまま いつまでも
みんなと いつまでも
いつまでも
キャラクターソング
Character Song
梶裕貴
菊地はな
帆足圭吾
帆足圭吾
Kill★in the Heaven
killintheheaven
ねえ いつかは
あなたに抱かれて 同じ夢を
見るの

さりげなく
紅茶に浮かべた赤いKissと
薔薇色のヒミツ

いま二人出会った 一瞬の永遠
まっ赤な糸で 紡ぎだすの

あなたに 恋するキモチは
灼熱の赤血球 切ない呼吸
窓辺に 薄紅色の
トキメキ飾れば 胸騒ぎ…

ねえ 感じる?
夜空ではしゃいだ 二人の鼓動
キセキ

なにげなく
テーブルには花束と嘘と
狂暴なラブソング

赤い屋根の 小さな家で寄り添い
いくつもの朝 迎えたいの

あなたと 死ぬほど甘くて
ほろ苦い目覚めを くすぐるように
Crazy for you 迷い込んだ迷路
胸焦がす涙で囁いて…

「あぁ…綿菓子のような白いチャペルで、
赤いウェディングドレスを着てあなたと歩くの…
その道は、まぶしすぎる天国にいるみたい…
そして、永遠に 二人は結ばれるの…!」

あなたは
近くて遠くて
もどかしい距離さえ
愛おしいの

たとえば すべてが夢でも
咲き乱れる愛 Kill in the Heaven
キャラクターソング
Character Song
福山潤
uRy
岡部啓一
岡部啓一
Mirai no Omoide
mirainoomoide
未来の想い出
あたたかい夢を見た 草原でお昼寝をする夢
あの時 僕の上にうかぶ 雲 わたがしみたいだな

なつかしい歌がある 木の上で鳥とうたう歌
木もれ日 僕の耳にささやく 音 オルゴールみたいだな

ああ そんなお休み ステキだな
お屋敷にいる みんなと どこかへ 出かけよう
ああ いつかその風の丘へ
僕らの夢 はこんで ピクニック 行こう

ガタゴトゴト馬車がゆく デコボコボコ道のりこえて
お出かけも「みんなでいこう」と 今日は お屋敷おやすみで

ああ 海の見える 木かげで
ピクニックの お弁当 みんなと 広げてる
ああ ツグミの声 空高く
草いきれ 香る 丘 みんなと歌う

コノ ウデノ イキスギタ チカラ ヤクニタツナラ
ドウカ イツイツマデモ コノママデ イサセテ……

ああ 少年の日の ままで
夕暮れ時の キモチを 抱えて 走りたい

ああ 金色の日に 照らされ
優しい風 包まれ 僕らは いるよ
キャラクターソング
Character Song
梶裕貴
菊地はな
田中秀和
田中秀和
Shinigami no Kintai Kanri
shinigaminokintaikanri
死神の勤怠管理
月曜日は 魂を 刈り
火曜日は 管理課の 会議
水曜日は 派遣する 死神 呼ぶ

木曜日は 純白の シャツ
金曜日は ネクタイを 選び
土曜日は シネマティック レコード 観る

完璧な 規律を守る 日々 静かに
瞬く間 髪ほどの 狂いも 許さない

愚かしい 死神 律し
全ての 死の記録 護る
塵一つ無い 音のしない 図書館が 凍る

厳格な 仕事 成し遂げ
孤独を 紐解く 時間に
強く 黒く 苦く 纏い付く記憶が 低く 遠く

月曜日は 憂鬱な 雨
火曜日は 違反者を 叱り
水曜日は グレル・サトクリフを 蹴る

木曜日は 残業を して
金曜日は 魂の 回収
土曜日は 目障りな 悪魔を 狩る

迷惑で 不完全な 申請 却下し
山積の 問題で 不快極まりない

限りなく 無駄な 作業と
下らない 他人の ミスが
調和の取れた 硝子張りの美学を 破壊し

許されぬ 逸脱 規則
怠惰が 招いた 非調和
崩れ 破れ 壊れ 汚された予定表 今日も 残業

困難な 仕事 片付け
鋼の 秩序を 戻す
冷徹過ぎる 理性を 霧の影に 抱き締め

煉獄の 壁が あろうと
必ず 崩して 見せる
腕が 声が 爪が 失われようとも

静けさの 中で 奏でる
精緻な 時計の 針が
この心の 全てを司りし 神なら

躊躇わず 命 殺ぎ取る
全ての 調和と 希望
叶え 紡げ 歌え 言葉すら凍てつく 暗き 世界
切なく
キャラクターソング
Character Song
杉山紀彰
菊地はな
田中秀和
田中秀和
Shinku
shinku
深紅
月夜に浮かぶ残像 かりそめの黒い記憶
屈辱的な歪む朝 不純な航海へ

報われない恋ならば せめて
あの世で結ばれたい なんて
願いを幾千も
その血に飢えた獣のように

これでも執事DEATH 猥雑な送死葬愛
大地を赤く染める カーテンコール 蹴散らして
走馬灯劇場 魂と記憶の映像
血みどろの妄想 掻き鳴らして ただ求める

今宵の夢 儚く 死神たちの酔狂
嘲笑する刃で描く 月明かりの中で

昔話と赤いワイン
口うつしで捧げさせてと
願いを血に染めて
めくるめく罠 痺れるように

それでも女DEATH 粧いの百花繚乱
夜空に爪を立てる 赤い涙に打たれて
アナログな走馬灯 淫らな騒音と陽炎
恍惚の漂流 傷つけあって ただ溺れる

これでも執事DEATH 狂乱の一赤丹蝶
虚空に赤い吐息 幕を揺らし 吹き抜けて
走馬灯劇場 突き刺す愛の籠絡
一瞬の永遠 深紅の夢に ただ焦がれる
キャラクターソング
Character Song
福山潤
uRy
石濱翔
石濱翔
Tsuki no Ame
tsukinoame
月の雨
雨の日は 庭に出て
さりげなく 聞こえてくる 弦の音 身をゆだねながら
赤い薔薇 手折ろう

彼(か)の夢が 続くなら
冬の雪 暖炉の火も
眠る息 消えないように
その身を 包もう

嗚呼 暖かい 時間(とき)が止まるのなら
記憶を込め 貴方だけ 見つめ続けよう

嗚呼 その指が この髪に触れていれば
蜘蛛の糸のように ただ 甘く切なく

月が消え 深い森
霧の城 瞳の声
その命(めい)が 下るのならば
目蓋を 閉ざそう

嗚呼 穏やかな 月明かり 照らすなら
嘘の欠片(かけら) 約束の場所に隠しゆく

嗚呼 契約の 美しき眼差しが
今夜(こよい) もまた この胸を深く惑わせる

細い 路地裏 通る風
時の 囁き 残した
想い出だけを 壊れぬように 抱(いだ)く

嗚呼 世界が 朝を迎えずとも
その疵痕(きずあと) 赦され 召されるように

嗚呼 望むまま 想いが叶うなら
光の雨 我が身を 奏で壊れゆく
キャラクターソング
Character Song
小野大輔
菊地はな
岡部啓一
岡部啓一
You will rule the world
youwillruletheworld
今宵も虚ろな瞳 鏡に映しだされる躊躇いの
翳はまたいたずらに濃くなって 灰色な息をつく

さあ抗って これは沈殿する世界
違うでしょう?貴方立つ場所は……

装飾過多な嘘には舌打ちして 裸足のまま飛びあがる
しがらみ脱ぎすて 残されたもの
愚かしくて滑稽でなお 揺るぎのない強さ

いたらないほど胸が痛きだして 夜の窓をこじ開ける
そうすべては貴方次第 You will rule the world

夢壊すなら夢 胸元の細いリボンほどいたら
くだらない自分を縛りつけて 床の上転がして

さあいざなって それは反転する世界
見えるでしょう?白く光る黒が……

曖昧模糊な現実なら蹴り飛ばし 裸足のまま走りだす
割れた爪にじむ 鮮やかな赤
その痛みを飲み干したら 刻は加速する

はしたないほど胸が暴れだして 朝の窓を叩き割る
もうすべては貴方次第 You will rule the world

急転直下する空 揺れる花についた名前消し去って
そして新しい名前をつける
ひとつひとつ世の理 貴方が選びとる

とめどないほど胸が震えだして 別の風が頬撫でる
そうすべては貴方次第 You will rule the world
キャラクターソング
Character Song
小野大輔
岡田麿里
石濱翔
岡部啓一
石濱翔