thegardenofsinners
The Garden of Sinners
1
空の境界
oblivious
oblivious
本当は空を飛べると知っていたから
羽ばたくときが怖くて風を忘れた

oblivious
何処へ行くの
遠くに見えるあの蜃気楼
いつか怯えながら
二人の未来を映して

よるべない心二つ寄り添う頃に
本当の悲しみがほら翼広げて

oblivious
夜の中で
真昼の影を夢見るように
きっと墜ちて行こう
光へ

いつか 君と 二人
夜を 朝を 昼を 星を 幻想を
夏を 冬を 時を 風を
水を 土を 空を
we go further in the destiny……

oblivious
側にいてね
静かな恋がほら始まるよ
いつか震えながら
二人の未来へ

oblivious
何処へ行くの
遠くへ逃げてゆく水の中
何て綺麗な声で
二人の未来を
歌って
エンディングテーマ
1e Ending
Kalafina
梶浦由記
梶浦由記
梶浦由記
Kimi ga Hikari ni Kaete Yuku
kimigahikarinikaeteyuku
君が光に変えて行く
あたたかな風の中で
誰かが呼んでる
暗闇を惜しむように
夜明けが始まる

明日はきっと
綺麗な空に
銀色の虹がかかるでしょう

こんなに哀しい景色を
君が光に変えて行く
小さな涙の粒さえ
宝石のように落ちてく
未来の中へ

心には秘密がある
それでも触れたくて
触れ合えば壊れて行く
躊躇いは螺旋の中へ

橋を渡った河の向こうまで
明日はきっと……
真昼の中で
春は甘く深く香るのでしょう
夢から醒めて
人は何を探すの

こんなに明るい世界へ
君が私を連れて行く
眩しさにまだ立ち竦む
背中をそっと抱きしめる

信じることの儚さを
君が光に変えて行く
目覚めた朝には涙が
宝石のように落ちてく
未来の中へ
エンディングテーマ
2e Ending
Kalafina
梶浦由記
梶浦由記
梶浦由記
Kizuato
kizuato
傷跡
静けさから歩き出す
まだ見ぬ愛の景色へ
この痛みを信じたいの
夜を越えて

貴方が触れた胸に優しい傷が一つ
隠していた涙が紅に零れ落ちて

冷たい肌の上にやっと灯した花びら
私がここにいる さいわいを歌うよ

もう夢も終わる
星くずが消える頃
ねえ、生きていると分かるほど抱きしめて

静けさから生まれて
まだぬくもりも知らず
ただいのちに届きたいの
夜を越えて

なつかしいなつのあめ
私を見送ってね
信じ合う始まりへ
泣きながら行けるように

よろこびもかなしみも
刻みつけたい深く
貴方とここにいる
さいわいの名残に

星くずが消える頃
初めて見る光の中で

その瞳で くちづけで
恋した跡を下さい
生きることに貫かれて泣いてみたい

静けさから歩き出す
まだ見ぬ遠い夜明けへ
ただ願いを叶えたいの
夜を越えて
エンディングテーマ
3e Ending
Kalafina
梶浦由記
梶浦由記
梶浦由記
ARIA
aria
ユメのカケラ
君がくれた
明けない夜に潜む

寄り添う星
一つ消えて
夜明けの ARIA が響いた

もう この止まない雨の中で
昨日に怯えることもない
今 君を失くした未来は
始まったばかり

果てない闇の中
君がくれた篝火が
伽藍のこの胸に
生まれたいのちを
照らしている

消えたものと
変わらぬもの
無惨な空が光る

別れを告げ
微笑み合い
寂しい ARIA を重ねて

ねぇ、人は何時まで独りで
二人に焦がれて行くのだろう
まだ 君の綺麗な未来は
始まったばかり………

優しさを知らない
君がくれた優しさが
伽藍のこの胸に
名も無き光を
灯している

孤独の船を漕ぎ
篝火は嘆き集う
伽藍の世界には
数多の ARIA が響いている
エンディングテーマ
4e Ending
Kalafina
梶浦由記
梶浦由記
梶浦由記
sprinter
sprinter
君と出会い
叶わぬ夢を見た
それはたった一秒で越える永遠

I'm calling 君を
守ってあげたくて
伸ばした指も震えてるそのまま 抱きしめた

僕等に出来る事はただ、生きているんだと
力尽きるまで 成す術無く叫び続ける、それだけなんだ
君に届く? 僕が届く?
絶望の甘さ打ち砕いて走り出すんだ 今すぐ
螺旋(せかい)の果てまで

I'm calling 遠く足掻く僕の唄が
君の頬を空に向けられたら
独りじゃない……

剥き出しの真実(ほんとう)が こんなカラクリの心にも
溢れ出すほど詰まっていたんだ

光の早さで消えて行く昨日へ手を振って
何処までも明るい砂漠を
今、僕等は時を蹴り走る

風に向かい破れた旗を振り
君のいない道を 僕は僕の為
行くんだ……
螺旋(せかい)の果てまで………

君に会いたい
君が恋しい
君に会いたい
君が愛しい

I'm calling 僕がここに居た証は
今もきっと君の瞳の中

I'm calling 閉じる螺旋に逆らって
哭いて叫んで消えて行く僕等は

生きて、いるんだ
此所に、いるんだ……
エンディングテーマ
5e Ending
Kalafina
梶浦由記
梶浦由記
梶浦由記
fairytale
fairytale
子供の頃に置いてきた
夢を思い出した
若草色の哀しみを
細く甘く歌う
my fairy tale

何も終わることのない
永遠を知っていた
もう誰も語らない
二人の物語

キスを一つ残して
君は何処へ行く
灯火一つ抱いて
森に消えて行く
in the dark

ずっと遠くへ歩いてく
懐かしい面影
ずっと遠くが君の家
辿り着けはしない
your fairy tale

夢に見た永遠は閉ざされたままで
過ちは深く隠されたままで
消えていく帰り道
君がもう見えない
……さよなら

霧の森を抜けて
君は何処へ行く
一つだけ手を振って
明日へ去って行く

君を好きになって
永遠は終わる
生きて行く喜びと
痛みが始まる
in the light
エンディングテーマ
6e Ending
Kalafina
梶浦由記
奈須きのこ
梶浦由記
梶浦由記
seventh heaven
seventhheaven
歌って欲しい
静かな愛の言葉
泣いていたのは
貴方のせいじゃなくて
夜の中に消えて行った
淡雪に別れを告げたの

闇の中から聞こえた胸の鼓動が
やっと痛みを私に教えてくれた
この傷に口づけて
儚く触れ合う指を
離さないでいて
ずっと

こんなに明るい世界へ
君が私を連れて来た
眩しくて眩しくて
何も見えない
光の中

強く抱きしめていて
凍えた吐息を分け合い
貴方と私の
名残の雪が溶けて

それは夢のような
日々の中
貴方が笑ってる
それだけでいい
ただ傍にいるから

もう一人じゃない
ずっと
二人で行く
まほろば

歌って欲しい
君の 僕の
夜の 朝の

海の

空の調べ
エンディングテーマ
7e Ending
Kalafina
梶浦由記
梶浦由記
梶浦由記
Alleluia
alleluia
アレルヤ
未来は君に優しいだろうか
緑の雨が君を濡らすまで
まっすぐに
まっすぐに
行けるだろうか
泣けるだろうか
全てが静かに
燃える日まで

アレルヤ
祈りは何処にも
届かず消え失せて
僕らは
うずくまったまま
夜明けをやり過ごして

あかるい方へ
あかるい方へ
きっともがいて
何度も泣いて
僕らはゆく
僕らはゆく

こんな小さな君の手を取って
いたいほどの
かがやきがあって
幸福(しあわせ)の記憶だけ
残したいと願いながら
優しく無意味に
消える日まで

アレルヤ
全てのいのちが
歌うときが来るって
信じて
雨の中で両手
ふりかざして踊って

笑ってるんだ
笑ってようよ
涙の海で
抜き手を切って
未来へゆく
未来へゆく

小さないのちを
ふりしぼって
ふりしぼって
ふりしぼって
きみのみらいへ

アレルヤ
エンディングテーマ
8e Ending
Kalafina
梶浦由記
梶浦由記
梶浦由記
dolce
dolce
ふりつもるのは
白くやさしいもの
柔らかな時間
小さなためいき

迷い子の夢
丘の上を渡る
遠くで呼んでる
静かな歌声

全てのいのちが辿り着く場所へ
二人手を取って
ただ歩いて行ける

愛をささやく
くちびるに溢れる
甘くなつかしい
こいのものがたり

canta, dolce
エンディングテーマ
Special Ending
Kalafina
梶浦由記
梶浦由記
梶浦由記
snow falling
snowfalling
雪は白く大地を染めて
空へ続く道を造る

結んだ手がまぼろしのようで
遠く見える背中に触れた

箱の中の時間のような
音符の無い ritardando

明日溶ける夢の中だから
永遠まで歩いて行けそうで

傘の陰でそっと
微笑んだ瞳
秘密めいた夜
二人だけで
優しくなる残像
遠く見える街灯
世界は今小さな箱庭

よろこびへ続く
白い道をずっと
二人で行けると
信じてみたくなる
さよならとそっと
つぶやいたあとで
明日会えるのに
不思議ねと
笑う
fallin' snow

雪が溶けた朝にはきっと
消えた夜を想いながら

雪の日を
唄いながら
エンディングテーマ
OAV Ending
Kalafina
梶浦由記
梶浦由記
梶浦由記
interlude 01
interlude01
夜明けへ急ぐ電車の窓にもたれて
墜ちてくる星を集め
夢のパズルは欠片一つ足りなくて

同じようなものを
みんな探してるけど
少しずつ全部違うよね
君は何処へ行くの?

明日になれば綺麗な空に
銀の虹が
闇を抜けて君の元へ
光を届けるだろう

君へと続く夜を
僕へと続く夜を
遙かな道を

逃げて行く水
止まらない風
夜明けへ急ぐ
満ち潮の歌

橋を渡った河の向こうへ
眩しい夏の真昼の中へ

君は何処へ行くの?
挿入歌
Insert Song
Kalafina
梶浦由記
梶浦由記
梶浦由記